昨日、西日本は台風16号で直撃しここ京都もものすごい雨で、私の子供も午前中で強制的に帰らされることになりました。
そんな中新幹線で岡山へ商談に行きました。岡山はじめてきました。京都から約1時間でこれるのでとっても便利です。また台風が直撃しているというのに新幹線は通常運行、本当にすばらい安全管理に脱帽です。
自分も新幹線のようにお客様に信頼感を与えられるようにしたいなと思っている中でお会いしたお客様は、システムで課題が解決できるのかどうかを悩んでおられる経営者様でした。
課題とは事業拡大とともに店舗や顧客も増えているが、売上や在庫の管理は全てエクセルによる管理で一人の担当の方が全てされているとのこと。今後も店舗を増やしていくなかで基盤としてのシステムを整えておかないと普通に営業することにも支障がでるかもしないという状況。
「そのような課題を解決できるかどうか具体的に教えて欲しい」というわけです。
例えば
・同じ業界の事例などを教えて欲しい
・実際にどのような画面でなるのか教えて欲しい
・変更したい時は簡単にできるのか?
・予算の範囲で変更してもらえるのか?
などなど、多くの疑問が出てきました。
このような疑問の奥底には「システムベンダーはこういった対応をしてくれない」という不安が見え隠れします。掘り下げて聞いてみると、
システムベンダーに依頼しても要望どおりのものは出来上がってこないし、イメージと違うので修正を依頼すると追加費用が必要だといわれる。
だから要望した項目が入力できるだけではOKとは言えない。イメージどおり簡単に操作できるシステムでないと使えない。
今回のシステムはそのようなシステムなのか?
私「・・・・・」
一瞬言葉がでませんでした。
でも人のイメージというのは千差万別です。簡単に入力したいという要求も無限です。これを全てヒアリングしていくなんて現実的ではありませんよね。
これはシステムが不完全であったというよりシステム開発ステップにお客様との合意形成が不足していただけです。
私「イメージのすり合わせは業者さんとどのようにされていましたか?」
お客様「A社のブログのようなイメージでお願いします」
私「それだけですか?」
お客様「はい」
私「・・・・・・」また言葉がでませんでした。
私「A社のブログには例えばAとBとCの機能がありAとBは対応できますが、Cは別費用となりますという説明が事前にあれば出来上がりイメージが違うという不満にはつながらなかったのではないですか?」
このようなお話しができていれば「出来上がりがイメージと違う」ということにはそうそうなりません。
今回はセールスフォースで作るので画面をお客様に確認いただきながら導入作業を進めることができますと説明すると少しご安心いただくことができたように思います。
使えるシステムとなるかどうか不安